フォントの指定
このページでは、表示する文字列のフォントを指定する方法を説明します。
DenkowFont
フォントの指定には DenkowFontというクラスのオブジェクトを使用します。 DenkowFontのオブジェクトの生成は次のように行います。
Dim dfont As Denkow4Lib.DenkowFont = New Denkow4Lib.DenkowFont()
DenkowFontは、フォント名、サイズなどの属性値(プロパティ)を持っており、 生成後に設定可能です。 主な属性値を以下に示します。
プロパティ | 意味 | 設定する値の例 |
---|---|---|
Name | フォント名 | "MS 明朝","Times Roman"など |
Size | フォントのサイズ、dot単位 | 16, 12.0など |
Bold | 太字 | True, False |
Italic | 斜体 | True, False |
Vertical | 縦字(日本語フォントのみに有効) | True, False |
DenkowMessage
フォントを指定した文字列を表示するには、 DenkowMessageというクラスのオブジェクトを使用します。 DenkowMessageのオブジェクトは、次のようにして生成します。
Dim msg As Denkow4Lib.DenkowMessage = New Denkow4Lib.DenkowMessage()
DenkowMessageには AppendString(文字列,フォント)というメソッドがあり、 2番目の引数のフォントに、前に説明したDenkowFontのオブジェクトを 指定します。 例えば、次のようになります。
msg.AppendString("はろー", dfont)
AppendStringは、何度でも実行できるので、 1つのDenkowMessageオブジェクトに いくつもの異なるフォントを使用することができます。
ShowMessageメソッド
メッセージを表示では、 cDenkow.Show(文字列)というメソッドを使用しました。 DenkowMessageオブジェクトを表示するのには ShowMessage(メッセージ)というメソッドを使用します。
全部まとめると、次のようになります。
Button1を押すと、電光掲示板に次のように表示されます。
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