ビットマップを表示する
このページではDenkowOcxを使用して、 ビットマップを電光掲示板に表示する方法を 説明します。
DenkowBitmapクラス
ビットマップを表示するのには DenkowBitmapというクラスのオブジェクトを使用します。 以下のようにして生成します。
Dim bm As Denkow4Lib.DenkowBitmap = New Denkow4Lib.DenkowBitmap()
事前に imports Denkow4Lib していれば、 Denkow4Lib. の部分は省略できます。 これで bmというDenkowBitmapのオブジェクトができました。 ビットマップは幅と高さを持ち、 それぞれwidth, height というプロパティで参照と変更が可能です。 初期状態では width=32, height=16となっています。
ビットマップは初期状態は真っ暗なままです。 どのビットも点灯していません。 DenkowBitmapにはPset(x,y)とPreset(x,y)というメソッドがあり 座標(x,y)のビットを点灯させたり消灯させたりすることができます。 ちなみに原点は左上の隅です。
プロパティ/メソッド | 意味 | 設定する値の例 |
---|---|---|
width プロパティ | ビットマップの幅 | 正の整数 |
height プロパティ | ビットマップの高さ | 正の整数 |
Pset(x,y) メソッド | ビットマップの(x,y)の座標の点を点灯させる | |
Preset(x,y) メソッド | ビットマップの(x,y)の座標の点を消灯させる |
ビットマップを表示させる
DenkowBitmapを電光掲示板に表示させるには、 DenkowMessageオブジェクトにAppendMessageし、 DenkowOcxのshowMessageメソッドにDenkowMessageオブジェクト渡します。
他のビットマップや文字列もDenkowMessageにAppendできますので、 他のビットマップや文字列と一緒に表示できます。
プログラムの例を以下に示します。
Button1を押すと、電光掲示板に次のように表示されます。
クリックすると拡大 |
System.Drawing.Bitmapクラスを使う
.NetのBitmapクラスを利用すると、 いろんな図柄のDenkowBitmapオブジェクトを簡単に作成することが できます。 例えば画像ファイルをBitmapに読み込み、 内容をDenkowBitmapにコピーし電光掲示板に表示する というようなことが簡単にできます。 プログラム例を示します。
この機能を利用すれば、 他のお絵かきソフトで書いた画像を 簡単に電光掲示板に表示できます。
電光掲示板に表示 |